もしその天幕の綱が 彼らのうちに取り去られるなら、 ついに悟ることもなく、死にうせるではないか』。
しかし彼らが聞かないならば、つるぎによって滅び、 知識を得ないで死ぬであろう。
あなたを憎む者は恥を着せられ、 悪しき者の天幕はなくなる」。
たとえば、太陽が上って熱風をおくると、草を枯らす。そしてその花は落ち、その美しい姿は消えうせてしまう。それと同じように、富んでいる者も、その一生の旅なかばで没落するであろう。
すると神が彼に言われた、『愚かな者よ、あなたの魂は今夜のうちにも取り去られるであろう。そしたら、あなたが用意した物は、だれのものになるのか』。
あなたを見る者はつくづくあなたを見、 あなたに目をとめて言う、 『この人は地を震わせ、国々を動かし、
あなたがたは鼻から息の出入りする人に、 たよることをやめよ、 このような者はなんの価値があろうか。
人は栄華のうちに長くとどまることはできない。 滅びうせる獣にひとしい。
彼らは陰府に定められた羊のように 死が彼らを牧するであろう。 彼らはまっすぐに墓に下り、そのかたちは消えうせ、 陰府が彼らのすまいとなるであろう。
あなたは罪を責めて人を懲らされるとき、 その慕い喜ぶものを、しみが食うように、 消し滅ぼされるのです。 まことにすべての人は息にすぎません。〔セラ
見よ、あなたはわたしの日をつかのまとされました。 わたしの一生はあなたの前では無にひとしいのです。 まことに、すべての人はその盛んな時でも 息にすぎません。〔セラ
まことに、悪しき者のすまいはこのようであり、 神を知らない者の所はこのようである」。
彼は、教訓がないために死に、 その愚かさの大きいことによって滅びる。
老いた者、必ずしも知恵があるのではなく、 年とった者、必ずしも道理をわきまえるのではない。
